2008年8月14日木曜日

You Tubeにブラジル人からコメント

本編の映像を載せているYou Tubeにコメントが入りました。

http://jp.youtube.com/comment_servlet?all_comments&v=TvNmy3pdPns
There are fragments of Garota de Ipanema (1967, Leon Hirszman)in this report from Fantástico. The original film featured Marcia Rodrigues in the leading role w/ appearances by Baden Powell, Chico Buarque & others. The film is now undergoing restoration at Cinemateca Brasileira (SP). There's no commercial DVD version of it yet, but it should be out soon. I promoted a public screening of it using Marcia Rodrigues's own VHS copy at MAM-RJ some years ago, it was a real pleasure to watch!

とにかく、いまフィルムは修理中で、お披露目される日が来るだろうという事です。
朗報ですね!!!

2008年4月9日水曜日

もう1つの幻の映画『カーニバルがやって来た(仮題)』の事。

 同じ時期、もう1つ幻のブラジル映画がある事を聞いていました。やっぱり古い1972年製作、Quando o Carnaval Chegar(『カーニバルがやって来た(仮題)』がそれで、Chico Buarqueシコ・ブアルキ、Maria Bethâniaマリア・ベターニア、そしてイパネマにも(チラッと?)出演している、そして一番私が見たいNara Leãoナラ・レオの3人が、流れのミュージシャン(というのでしょうか?)、ツアーバスに乗って、各地でご機嫌なライブを繰り広げるストーリー(あまり覚えていないので、間違っていたらすみません)です。
 これが凄く面白くて、動いてるナラを観るのも初めてで、ぜひDVDで配給したいと思ったが、やっと捕まえたエージェントからサンプルビデオを見せて貰ったら、これがまた色素が薄いというかダメージが大きく、一般に売り出すには、きついものがあった。

 やっぱり古い映画をリリースする事は、難しいと学んだ映画だった。

監督の娘から近況(2007年10月4日)

*2007年10月4日の事(私はシンガポールにいました)。


 全然関係ないけど、私は今シンガポールに住んでいて、そこで国立博物館がワリとクラシックな映画をやっているので、「こんなところで上映したらどう?」的なフリを投げつつ、フィルムの修復や近況を聞いてみた。そして当時作っていたMixiコミュニティがあることも(小さいけど)。



But it will take some time more until we know if it's possible to repair it. Yes, our movement is to repair the damages and after show and distribute the movie (I think that in a digital base at the beggining), but the problem is that damages are big and we don't have the negative. So, we must to work with a copy and it isn't always possible to do a god job with this. We have also problems to finance this heavy operation of technology. If have some knews about that, I let you know. Best wishes, XXX



 とにかく修復が大変との事。そして予算がかかりそうと。You Tubeの動画を観て貰って分かるように、かなり変色してますからね。

監督の娘からの返事が来る!しかしっ!(2007年3月19日)

*2007年3月19日の事。

 改めてプロデューサーに、「私たちはお金をもうける意図はなく、単に日本に映画を配給してほしい」事を伝えると、翌日返事が来ていました。

 何でも監督の娘は、父、つまり監督のプロジェクトにかかっているそうで、更にフィルムのダメージ修復等の理由もあり、上映を差し控えているようです。多分監督のレトロスペクティブ上映の事だと思いますが、あと3,4年ほどかかるよう(長っ!)。それが終われば、“配給のチャンスがあるかも”との事”。下記にメールを一部公開します。

Your e-mail asking her more informations about my father’s film, “Garota de Ipanema”. In the future, we can think about your proposition

(↑配給してほしいと提案した事を言っています),

but in this moment we can’t distribute the movie because we are in the middle of a big restauration project of the entire work of my father, that will take more tree or four years of hard work. After this we probably will have in hands a good digital material and we can talk.

(↑もうおよそ40年も経過しているためフィルムのダメージが心配で、例えばDVD化に必要なデジタル素材が作れるか聞いた事を言っています)

2008年4月8日火曜日

プロデューサーにメールが届いたか!?(2007年3月10日)

*2007年3月10日の時の事。

 ぬわんと!映画館からは返事が来なかったが、あるブラジル人が,昔フィルムを貸していたのか、UCLAに向けて、『イパネマの娘』のフィルムを探しているメールが、なんとネット上に落っこちていた!!そこでそのメアドにコンタクトしたところ、返事が来て、「あなたのメールをプロデューサーに送ったよ」と解答が! 「続報に期待!」と言いたいところですが、フィルムのダメージが気になります。製作した1967年からちょうど40年以上も経ちますから。

*これが送ったメールで、

Saturday, March 10, 2007 3:57 AMSubject: Seeking "Garota de Ipanema(1967)"

Dear YYY,

My name is XXX from Japan.

I am seeking for the film "Garota de Ipanema(1967)" directed by Leon Hirszman.

I heard it was showed in your theater in 2005.

http://cinema.uol.com.br/ultnot/2005/09/02/ult831u1736.jhtm

And I found your e-mail to UCLA on the web.

So, I have the idea that it will show in the theater or release in our country.

Therefore we need to talk about the parson who has the right to sell and have master material of original film.

In fact, I already quited the film distribution company, but have experience to distribute "Moro no Brazil" directed by Mika Kaurismaki in Japan, and have parson in these distribution company to release it.

So, I only want to contact parson that has the right.

I hope you could help me.

Best regards

JUN BROWN

*下記が来た返事

Hi JUN BROWN, I have sent this mail to Garota de Ipanema´producers. I hope it success weel.
All the best, YYY

※名称はXXXとかにしており、一部内容を修正しております。

2005年に上映されていた!(2007年3月8日)

*2007年3月8日の時の事。

 さっそく匿名の方から情報頂く。

 この映画、2005 年 9 月にサンパウロのシネセスキ (CineSESC) で上映されてた(!!という事は存在する!!)ようで、監督Leon Hirszmanのレトロスペクティブ上映があった模様でした。映画は、リオデジャネイロ中産階級の少女が両親に反発しながら自由と恋を求めていくようすを描いたコメディだとか?!

その方が見つけた記事。 http://www6.prefeitura.sp.gov.br/secretarias/cultura/dia/2005/08/0026

これは自分で見つけた記事。
http://cinema.uol.com.br/ultnot/2005/09/02/ult831u1736.jhtm

 さっぱり何が書いてあるのかよく分からなかったが、上映された映画館CineSESCに、問い合わせてみることに。返事が来る事を期待。

2008年4月7日月曜日

映画の詳細について

 まずは、ご挨拶。。。

 このブログは幻の映画『イパネマの娘』を発掘して、 日本配給を勝手に応援するブログです。

 最初はMixiにてコミュニティサイトを作りましたが、本ブログに引っ越すことにしました。これまでの経緯とか、まとめたいと思います。

***   このブログのご紹介   ***

サントラはあるのに映画が無い筈はない!
幻のブラジル映画『イパネマの娘』を誰か発掘して、日本でパッケージ化して下さい!
英語表記『Girl from Ipanema』
ポルトガル語表記『Garota de Ipanema』

*2007年3月2日、Mixiにてコミニティサイトを開設。

●映画の詳細
映画は1967年に、プロダクションSaga Filmesの、Leon Hirszman監督によって製作され、映画のデータベースIMDBにも、作品の詳細が掲載されています。
http://www.imdb.com/title/tt0061697/
ナラ・レオンの貴重な映像を含め、名だたるブラジルのアーティスト達が出演しており、映画にストーリーがあるかは不明です。

●サントラが存在する(PHILIPS/1967)
写真の通りです。印象的なインストと、ジョビン、ナラ、エリス・ヘジーナ等豪華な面々が演奏する素晴らしい内容で、日本版のサントラCDも発売されています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%81%AE%E5%A8%98-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9-%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AD/dp/B00004WA1G

●Globoチャンネルで映画の一部内容を含む映像がオンエアされました。内容をYou TubeにUPしています。




Globoチャンネルのサイト
http://globotvinternational.globo.com/home_pt.jsp

 かつて自身が映画会社に在籍していた時、結局この映画の所在が掴めず、あるブラジルのセラーが「フィルムが存在したとしても、かなりのダメージがあるだろう」と言っておりました。それが2004年頃の話。結局フィルムは現実に凄いダメージがあるだろうとの事。